ナロー運動場をつくる(その1)レール敷設・地面下地まで
もう2月ですね。1月は長かった…
息抜きついでに、年末から作り始めた壁掛け運転盤についてそろそろ書いておきます。
家で遊ぶとき、これまでは机の上にtomixのレールを広げて走らせてましたが、その都度スペースを空けるのはめんどくさい…かといって、大がかりなレイアウトを置くスペースも無い…(以前書いたBトレ運転盤も、引越の際に解体済)
という訳で、レイアウト製作練習も兼ねて、手軽に遊べる運転盤を作ることにしたのでした。
…と、ここまでは何だか昨年秋に着手したポケット運転盤と似た流れですね (^^;ただ、ポケット運転盤は写真立てサイズのため2軸車の走行に限られるのと、緑化した後のアイデアに詰まったため、製作がストップしてしまってます。そこで、もっと気軽に作れ、しかも汎用的な今回の運転盤の製作に至った次第です。
※なお、この他にも画材パネルを用いた折り畳み式パイクも製作途上です。ナロー事始めの記事に出てきたり、11月の某会合に持参したりしたやつです。一応レールも敷けた状態ですが、建物も配置してちゃんとしたパイクにしようと思っているため、まずは今回ので練習してから続きに取りかかろうかなと思ってます。
…前置きが随分長くなってしまいました。。本題に入ります。
ベースにするのは、ヨ○バシで調達してきた写真パネルです。もともと壁掛けを想定した造りだし、枠部分を装飾する手間も省けるので(^^)表面のガラスを抜いて、代わりに3mm厚コルクシートを背面MDFボードに貼り付けました。湿気には要注意ですが、無理に反ったりしない限り、強度面では大丈夫だと思います。
(5年ほど前、コルクボードレイアウトを作りかけた時には、芯材が段ボールのため、ボードが盛大に反ってしまったのでした…)
次いで、レールの敷設です。ポケット運転盤同様、PECOのフレキを用います。一旦レールを引き抜いて曲げぐせを付けてから、バラした枕木を付け直しました。
ナローっぽさを出そうと枕木間隔を拡げることにしましたが、枕木を1個ずつにするとふらつきがひどかったため、少し変ですが2個単位で取り付けました。線形はポケット運転盤同様、軽いS字を挟んだエンドレスとしました。完全な趣味です。くびれが好きなのか?
さて、今回はひとつの試みとして、9mmエンドレスの内側に6.5mmゲージのエンドレスも敷設することにしました。すれ違いや並走を楽しめて単純なエンドレスよりは飽きなさそうだし、何よりチビカトウの居場所ができる(笑)
ところが、Zのフレキを買いに行っても、近場では全く置いてない…辛うじてジョイナーだけあったけど(^^;)ロクハンのは置いてたけど、どこまで小さく曲げれるのか未知数で手が出ませんでした。ネットでポチっとしたら簡単だったけど、作り始めたのがちょうど12月末で、すぐに作りたかった自分には年始まで待てなかったのであります。
そこで、無謀にもPECOフレキをZ化することに。真ん中で割った枕木を左右逆にすると、ちょうどZくらい(6.5~7.0mm)。一度引き抜いたレールにバラバラの枕木をはめ直し、ボードにスーパーXで固定しました。これもボンドレイ?!
一部線路幅が広くなっちゃった箇所もありますが、チビカトウはすんなりと走ってくれました。
はてさて、車両もレールも目分で乙化したので、ちゃんとできたのかさっぱり分からない…やっぱりノギスいるのかも(^^ゞ
続いて、地表面の工作に移ります。
まずはバラストから。練りバラストを試してみましたが、フレキの枕木の隙間に詰めるのにとても手間がかかりました。道床付レールなら楽かもですが、フレキの場合は基本通りバラスト撒き→ボンド水の方がよさそうです。
次に、芝生シートを適当に切って貼り付け、草地の下地としました。
それから、のばした石粉粘土を塗り付け、地表面としました。乾燥前にシーナリーサンドを適宜撒いた後、バシャバシャに溶いたアクリル塗料を塗る(というよりは流す?)と、地面っぽくなってきました。軽便祭で栂森さんに伺ったやり方を試してみたかったわけです。灰が手に入らなかったので、不自然な凸凹にならないよう気を付けつつ代わりにシーナリーサンドをすり込んだ次第です。
また、アクセントにちいさな池をひとつ作りました。
その後、レールをレッドブラウンか何かで筆塗り。これは、本来ならバラスト散布前にしておくべきでした(>_<)
こうしてひと通りレイアウトっぽくなってきましたが、まだまだ課題は残ります。
・芝生シートの上に粘土を被せる形になったので、境目がめくれあがってしまった。これは練りシーナリーサンドでカバーしましょう。
・草地表現はまだまだこれから。ずいぶん久しぶりにターフやらを準備しました。
・壁掛け式ということもあり、余りにまっ平ら。これでは"Narrow Pizza"ですね。ま、真ん中の更地にいろいろのっけて楽しめるのでいっか…って、ますますピザじゃん(^^;)