みじかい車両たち〜TnRy〜

ナローメインで、みじかくて小さな車両づくりを楽しんでいます。最近は青い線路に回帰気味。 Enjoying narrow gauge modeling, especially industrial locomotives.

【203】大阪環状線の103系をつくる

実車について]

 幼少時から、103系と言えば近鉄特急で帰省する時のオレンジ電車のイメージが強かったです。京阪神緩行のスカイブルーとか奈良線のウグイスも乗りましたがそれはまたおいおい。なんと言っても戸袋窓のない関西スタイルが最高です。(黒窓ならなおよい)

 

[ひとこと]

 プラレからしばらく離れている間にかっこいい製品が出ては消えていたみたいですね。プラ電世代的には隔世の感です。いやマジで40周年の復刻プラ電とかシーズントライ紅葉の色差しプラ電ですら当時は狂喜乱舞してたんですよ。。

 さてかっこいい103、たまたま先頭・後尾だけ中古で手に入ったものの、これ改造に回すのもなんか違うなぁ…と思っていました。

 そんなある日、いつもの京阪をぼうっと眺めていると…これ分散冷房いけそうやん!とビビッときて、ひとつでっち上げてみることにしました。

 一色塗りの車体のため、さすがにシール一辺倒もなぁと思い、ドアモールドだけプラ板で付けました。外づりドアかよ!てな見た目ですが、個人的にはそこまで気にならないかなぁ〜と思います。
 車体側にはABS用、ドア側にはタミヤセメントを塗って各々溶かし、グニュっと接着してますが、果たして長期的な強度はいかほどやら…

 ベンチレーターはプラ電か何かから複製したもの。プラ帯の雨どいを付けて、3D製の前面を付けてみたらあら不思議、電車103系っぽくなってきましたよ!

 こうなればあとは塗装だけ。環状線のくすんだオレンジの感じを出したくて、ホームセンターで売ってる水性多用途スプレーのオレンジ(アサヒペン)を使いました。これ、過去にエースカーやエーシーイー作った時に使ってたんですよね。大容量だし案外いい色で気に入ってます。

 前面サッシや排障器はタミヤの安筆で塗り分けました。いつもフリーハンドで済ませてしまいます。家事を終わらせた深夜にちびちびと…色差しの心地よいストレスがたまりません。

 最後はシール地獄。側窓20枚、ドア窓40枚と今回も大概です…面倒ですが地道に進めました。

 何となく覚えてるLoopackのヘッドマークをワードで描いて貼ったらできあがりです!

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 製品のかっこいい103と。おもちゃっぽさを出したくて、製品のより気持ち窓大きめに設計したのがバレますね…

 先に書いたように先頭・後尾しか持ってないので、万能あたりから40Nっぽい中間でも作りましょうか。

 鶴橋をイメージ?どっちも同じオレンジで塗ってるんですよ!

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(2023.5 みんプラ運転会in初夏の京都にて)

 かっこいい221系と並べさせてもらいました。まさに幼少期の環状線!感無量です…

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(2023.7 プラ電交流会にて) 

 他の方の作品と。やっぱ103はなんぼあってもいいですよね…

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 あれだけ当たり前のようにいたオレンジの103系も、気付けば201系に代わり、とうとう銀色電車ばかりになってしまいましたね。いや、ほんと時の流れの速さを感じます。

(2023.3完成)

※おことわり※

 メーカーは改造を推奨しておりません。当ページの改造を参考にされても構いませんが、改造を行う際には、あくまで自己責任で行ってください。 また、工具を使用する際にはケガに十分気をつけてください。