みじかい車両たち〜TnRy〜

ナローメインで、みじかくて小さな車両づくりを楽しんでいます。最近は青い線路に回帰気味。 Enjoying narrow gauge modeling, especially industrial locomotives.

ナローっぽいSLがほしい(その2)

ダンカン続きです。 からし色の車体がなかなかお気に入りなので、車体の加工は最低限にとどめることにしました。 というわけで、動力関係の工作がいやがおうにもメインになってきます。 今回は、以前BトレのD51の動力化を試みた時に作ったもの(TomixのDE10動力台車を利用)を流用することにしました。 補重不足とギアの噛み合いの悪さから満足のいくものに仕上げられず、その後ずっと放置してしまっていたものです。
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当時は補重不足が主たる要因だと思っていましたが、いろいろいじくっているうちに、どうやらモーターが回転時に台車のギアから逃げようとしてしまっていることに気付きました。 そこで、アルモーター用の取付板を調達してきてネジ留めしてみると…いとも簡単に走行しました(汗)写真でモーターの上にのっけてる大きなウェイトも不要でした。板の形の都合上、ギアを噛み合わせるには写真のようにモーターを結構斜めにしないといけませんでしたが、キャブに隠れるので問題ありません。
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そして、車体をかぶせてみます。 もともとキャブ上部におっきなウェイトが仕込まれていたため、そのまま走らせるとウィリー状態で、本家よろしくロックンロールな走り(笑)になってしまいました。そこで、ボイラー内部に手持ちのウェイトを入れ込んでいます。煙突の上にのっけた分も含めてちょうど釣り合いが取れているんですが、案外車体内側に余裕がなく、どこに収めるか考えどころです。 また、「顔」を取り外し、Bトレの機関車用の車輪を煙室扉に見立てて取り付けました。これで一気にイメージが変わりました。
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「SLもどき」なので車輪周りはそのままでもよかったのですが、せっかくなので、ロッドらしきものの取付けにチャレンジしてみることにしました。とりあえず、昔遊んだプラレールのミッキーポッポみたいに1本の棒が動く構造としました。本物の蒸気機関車の動力伝達の仕組みには似ても似つきませんが、処女作なのでご勘弁を…。 DE10の動輪に付いているプラ製のプレートを一旦外し、洋白板から切り出した自称ロッドをネジ留めしました。ロッドの前方は、ちょうど車体のシリンダー部と台車にもともと付いてたステップ部(写真右側のでっぱり)でホールドされる形となっているため、特に加工はしていません。 と、こうして前の記事の最初の写真の状態に至ります。 今後の課題は (1)煙突上のウェイトをどうにか車体内に収めたい (2)カプラーどうやって付けようか (3)ロッド、味気なさすぎるかなぁ?表面だけでも何か付けるか? といったところでしょうか。 しかし、実験程度の気持ちで作ってみたこの車両が案外軌道に乗ってしまったため、その後ナローの道にズブズブと入り込んでいってしまうのでした…。