どんどん増える、お手軽貨車

(2018.7〜9製作) 2018年の軽便祭に出展した際、短時間でまとまった数の車両を用意する必要がありました。 とはいえ、既製品だとちとつまらんなぁ…といらないところで変な気を起こし、ありあわせからサクッとでっち上げてみることにしたのでした。 ◆「せっせと量産」フラットカー まずは何かと便利なフラットカーから。まじめに台枠作ると大変なので、Bトレ台車でお茶を濁します。 ウェーブのプラ材をせっせと刻んで下準備。ほどよい柔らかさで愛用しています。 台車外側に角棒をそのまま貼るとちと幅広だったので、量産車は角棒に窪みを付けてはまり込む形にしました。この工程が一番面倒(^^;; カプラーもプラ材から。こちらは切り出しの手間を省くためにエバグリです。数がいるので、簡単な穴あけ＆ループ曲げジグを作りました。 カプラー自作については稿を改めることにしましょう。 ◆「ひと粒で3度おいしい」タンクカー ミニトレインズのタンクカー欲しいなぁと思いつつ、手元にあった富別のミルクカーを3分割してみました。下回りはトーマさんの運材(試作＋製品版)から。ハンドル折ってしまったので金属で作り直しました。 結果的にはミニトレよりも高くついてしまいましたが、工作を楽しめたので満足です。 ◆「見る人任せ」ステークカー 猫屋線のボギー無蓋車、あおり板を供出してすってんてんになってしまいました。これではかわいそうなので、H鋼と運材ステークを追加してそれっぽく仕上げてみましたが…… これ固定ステークだとしたらどうやって長物積むんでしょう？クレーン吊り上げかな？かといってステークが回っても困っちゃうし…… うーん、細かく考えすぎてもしょうがないし、ここは見る人の解釈に委ねてしまいましょう(^^;; ◆「毎度おなじみ」なべとろ バラスト輸送用との設定で、なべとろもいくつか作りました。アールクラフト製品を組んだだけ。以前試作した歪んだなべも今回のに編入しました。 作っていてはたと気が付いたのですが、台枠内側に不思議な凹みがあるんですよね。木製運材も同じく。更に運材に至っては、ランナーにいかにもな形のモールドが。早速真鍮線をあてがってみると…やっぱりこれループジグですよね。台枠の凹みにもぴったり。どうりで連結器にフックが成形されてるわけだ(^^) 当時製作中だったF.F.L.Rセクションにて。何か変なのも写ってますが^^;役者が増えて、セクション作りも一段とやる気になったのでした。 セクションのシーナリー工作についても追々まとめてゆきます。