#80 Bトレ運転盤をつくる(その13:線形変更)
年末来考えていた簡易レイアウトの配線改良案ですが、先週ようやく実行に移しました。
まずは、ストラクチャーや山を片づけて、ボード表面の掃除からです。いずれもボードにのっけてるだけなので、こういうときに楽です。
普段はレイアウトボード購入時の包装ビニール袋をカバーとして掛けているのですが、密閉ではないこともあり結構ほこりがたまってました。。
そして、配線変更後の写真がこちらです。
従来は、内側線の右手前に引き込み線を設置していました。これは外部への連絡線も兼ねていたのですが、外部拡張の予定がほぼ無くなったのと、有効長2両ほどで使いにくいということから、撤去の上ポイントを外側線のヤードにまわすこととしました。
手持ちのポイントの都合もあって、外側線・内側線の接続部がちょっと特殊な形状になりました。内側線の周回がポイントの分岐側、内側⇔外側の連絡が直線側、となってます。
やや特殊な接続としたため、レール固定の前に入念に走行試験を行いました。
ブツ2編成を連結して走らせることが多いと思うので、まずは近鉄8000+9020から。9020はスカート開口部が狭く台車の首振り角度が小さいのですが、ばっちり走ってくれました。
他方で、いくつか問題も。
先日作ったキハ85は、集電板周りをいじったせいか非貫通型先頭車の台車の首振りが固く、こちらを先頭にした場合にS字カーブで頻繁に脱線してしまいました。貫通型先頭車の方は特に問題ないようなので、走行不可というわけではなさそうです。微調整で何とかなりそう…。
もう1つは、チビ客車動力(カプラー&ウェイトセットのカプラーに交換済み)+GM台車でN化した近鉄21020系。S字カーブに追従しきれず、先頭車が脱線します。
どうやら、台車のカプラー腕部が少し長いのが原因のようです。これより短いKATO小型台車やBトレ純正台車に交換してみたら、脱線しませんでした。
コスト面を考えるとKATO小型台車に交換したいところですが、この車両の床下パーツ(窓が低いため、通常品と少し異なる形状。近鉄9020とかのも同じ)は台車取り付けボスがやや大きく、KATO台車だとゆるゆるで固定できません……。
あきらめてBトレ台車を買い足すか、それとも京阪600あたりからSHGシャーシを持ってくるか……もう少し悩みます。
場面変わって、レイアウト中心に設けた終着駅の様子。内側線のS字カーブ化に伴い、やや手前に寄りました。
その都合上少し有効長が短くなりましたが、それでもBトレ5両編成までは収容できます。
とまぁこんな感じでようやく配線も固まったのですが、それに併せて少し細工をしておきました。これについては次の記事で。