みじかい車両たち〜TnRy〜

ナローメインで、みじかくて小さな車両づくりを楽しんでいます。最近は青い線路に回帰気味。 Enjoying narrow gauge modeling, especially industrial locomotives.

#29 レールクリーニングカー・改良版をつくる

簡易レイアウトの製作に伴って再燃したのが、レールのクリーニング問題。 以前、簡易型のレールクリーニングカーを自作しましたが、レールに押し付けたクロスを引きずるという構造のため、クリーニング効率がそこまでよくない上に牽引機への負担が大きい……。やっぱり、ドラムが回転するようなやつ(センターラインプロダクツ製だっけ?)でないとダメなのか。。。 どうにかならないものかと思っていたところ、先日のサウンドユニットの工作の際に、電子部品店で何だか使えそうな物を見つけました。ボリューム用のアルミ製つまみです。 これなら、ある程度重量があるし、そのままクリーニングドラムに使えるかも……!
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というわけで、Nゲージの車体に収まりそうな物をひとつ買ってきました。500円弱。 組み込み先の車両は、KATOのワム480000です。スーパーミニカーブ対応で2軸貨車がよいというのと、元々穴が開いているので車体の加工が容易、というのが理由です。
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そして、車体内部のフレーム及び床板のドラムと干渉する部分を現物合わせでカットします。最初はざっくり切って、実際に走らせながらうまくドラムが回転するように内部を調整していくとよいです。 また、ドラムには、前回と同様PC用のクリーニングクロスをカットして貼りつけました。
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そして、車体を組み立て直したら完成!ドラムは、上から落とし込むだけで車軸等で固定していませんが、ちゃんと回転してくれます(調整がやや面倒でしたが……)。 牽引機は、TomixのDD54と鉄コレの動力ユニット(そのうち機関車になる予定……)のプッシュプルです。DD54は、中間台車を抜いてミニカーブ対応にしてあります。当初、Bトレサイズに切り詰めるつもりで入手したのですが、ディーゼル機関車みたいな音を立てて走るのと、あとかなり馬力があるのとで、何だか切るのがもったいなくなり、牽引車として活躍してもらうことにしたものです。。 こうして、初代よりも効率的にクリーニングができるようになりました。よかったよかった。 それはいいけど、余ったワムはどうしよう……。