オープンキャブを、自分らしく(1)屋根を付けてみる
さて、先の記事にちょこっと写り込んでた2台目のチビカトウにも触れておきましょう。
モノは昨年の軽便祭で購入したオープンキャブな4t。運転席にかけての車体裾の曲線美がステキです。車体工作自体は、以前の海軍4tとほぼ同じなのでサクサク進みました。ラジエター保護棒や台枠のボルトを洋白線等から1つ1つ取り付けて、前回から少しステップアップ(^^)
そのまま組み上げてもよかったのですが、何かひとひねりしたいなぁと思った私。黄色い加藤本をゴソゴソと取り出して眺めていると…おぉありましたありました。簡素な支柱の屋根付きオープンキャブ。ドコー然り、こういうスタイル大好き(^^)
で、端切れ板と角棒から屋根らしきものを整形し、取付は角パイプかなーとか考えていた訳ですが…気付けば冒頭の写真のように、斜めったノッポ屋根のヘンテコスタイルに進化を遂げてしまっていました。
最初から狙ったというよりは、取付方法を考えている中でたまたまこの形になり、ビビっときてしまったのでした。今回はいつもと違って「ここはこう作らないと…」という観念にとらわれていましたが、(動力機構は別として)やっぱり自分の思うとおりに作ろう!と思い直したのでした。結局のところ、ポケット・シェイ等今までの工作と同じスタンスに戻ったわけですね(^^;
さて、先日作った動力は、L字の板で取り付けます。ところが台枠へのタップ切り中に油断して変な力を加えてしまい、左後方のハンダが外れてしまいました(写真右上)。あぁ、やってしまった…(×_×)焦って直そうとすると失敗しそうなので、後日落ち着いてリカバーします。
ちなみに、ネジ留め後の下回りはこんな感じ。純正動力のようにアルモーター使用とはいきませんでしたが、何とかボンネット内に収まってくれました。
他の機関車と並べてみたところ。ノーマル4tとの相性は…ですが、のっぽなBusch(情景用のダミー)とは案外合いそうです。祭が終わって落ち着いたら、こいつも動力化することにしましょう。