アルカトウ4t(続)動力で四苦八苦…
随分と更新が空いてしまいました…。
ツイッターの方が楽というのもありますが、動力作りでドツボにはまり、この半年ほどなかなか先に進めなかったのが原因です。
この度ようやく形になったので、ブログにまとめることにした次第です。車両工作も進めてはいたので、そっちもぼちぼちまとめてゆきます。
***
事の始めは昨年の軽便祭。
四頓倶楽部に感化され、帰宅後に以前改軌した4tを取り出すも、うんともすんとも動きません…。KATOの小型動力を加工したものですが、集電板だけで車輪を保持する簡易構造のため、ギアの噛み合いが一定しないようです。
あちこち削ったり付けたりして調整したものの埒があかず、思い切って動力を作り直すことにしたのが11月のこと。小さな4t機な上にキャブにオッチャンをのっけてしまってかなりスペースに制約があり、一筋縄ではゆきません。かといって、ありあわせのパーツで何とかしたいと思うひねくれ者の私。ムムム…
元の動力に戻ったりとか色々迷走しましたが、最終的にはトーマさんのようなスプリット方式に落ち着きました。折り曲げた右フレームに板状の左フレームを取り付け、車輪を圧入する構造です。左右のフレーム間は段付プラワッシャ等で絶縁しています。
普段なら左右2枚重ねにして整形するところですが、今回は左右で形状が異なるため、各々に慎重にケガいて軸孔を開けました。
黒染め後、車軸を切り詰めたtomixの新集電の車輪を圧入しました。車輪裏のボスでフレームと接するので、それまでがウソのように軽やかに転がってくれます。内側フレームのときはプラ軸にしない方がよかったんだね…。
走りはこんな感じです(6.14追記:リンク貼り直しました)。あんまり減速比は取れませんでしたが、ようやくひと安心です。 随分回り道をしましたが、とても勉強になりました。 ◆Appendix... ボツ動力の数々… ・平ギアで下ろしてからウォームでアイドラーをまわす→動いたけど、ボンネットに収まらず… ・角パイプ+アイドラー2枚→設計ミスでモーターにギアが当たる… ・左右フレームで角パイプをサンドイッチ→モーター固定と絶縁に難あり… ・当初動力+外フレームで車輪保持→ギアボックスに載せてるだけなので、噛み合い不良多発… ・アイドラー1枚・1軸駆動→これは普通に走るけど、アイドラー軸と車輪がショートしないかヒヤヒヤ…ちょっと前のだけど、4t用動力の走行テスト。なじませ途中だったので、スピードはもう少し落とせそうです。
— Naribow_TnRy (@Naribow_TnRy) 2017年6月12日
(PCから転送したらまた音がなくなってしまった…) pic.twitter.com/eClPC8uN33