#104 Bトレ運転盤2をつくる(その1:地盤整備)
作り直し始めたBトレ運転盤についても、ちょっとづつ書いていくことにします。
前の記事にもあるように、新たなレイアウトはコンビネーションボードBを1枚だけ使ったほぼ正方形のレイアウトです。スーパーミニカーブが苦手な車両も走行しやすいように、角のカーブはC103-30をC144-30でサンドイッチし、曲線を緩和しています。
また、手前に列車行き違いの可能な駅と外部接続用・車両搬入用の連絡線を設け、奥には1面1線の終着駅と側線を設けました。わずかなスペースながら、何とかBトレ4両分の有効長を確保しています。単行シリーズとBITシリーズの車両を走らせることが多くなるだろうとは思うのですが、2両編成の近鉄車の様々な併結運転だけは楽しめるようにしたかったので…。
さて、個別の工作内容に移っていきます。
今回のレールプラン変更で、電動ポイントの位置も大きく変わりました。ポイントケーブル用の穴を新たに開けなおすのは非常に骨が折れるので(手持ちのドリルの最大径が3mmしかなく、以降はひたすら削るしかない…)、以前に開けた穴を再利用することにしました。ところが、手前の駅付近には穴が全くなく、ケーブルをそのまま線路の下に通すと、線路が凸凹になってしまいます。
そこで、写真の赤丸を付した部分の道床をトンネルみたくニッパーで切り取り、線路の中を通る構造に改めました。これですっきり。
また、建物をそのままフェルト上に並べるとやや不安定なため、区画整理も兼ねてボール紙で台座を作り、両面テープで貼り付けました。今のところ建物はこの上にのっけてるだけですが、レイアウト製作が進んできたら両面テープ等で固定するのもよいかもしれません。
スペース上、駅前の道路はやや狭い地方道といった感じでしょうか。写真には写ってませんが、スチレンボードを切り出して道路のベースとしています。
とまぁこんな感じで作り始めた「Bトレ運転盤2」。最後に、レイアウト上の風景をいくつか載せておきます。
駅前の様子。ちいさなバス乗り場を作る予定です。
民家すれすれを急カーブで通り抜ける。右の平屋は、ベースを外して一段高いところに設置しても面白そうです。前のレイアウトの切り通し区間をコンパクトにしたような感じで。