ちょっぴり大きなオカカトウ
ようやく春も近づいてきた感のあるこの頃。相変わらずいろんな車両を取っ替え引っ替えしながら工作を進めていますが、ちょっと大ぶりな黄色い機関車ができあがりました。
モノは、ホビーメイトオカさんの駒形加藤。プレス済みの厚手の板材にロスト台枠といった昔ながらの構成です。エッチング板をパタパタ折り曲げるタイプのキットがメインの自分には、却って新鮮に映ります。ラジエター保護棒が曲げ済みなのは嬉しい(^^)
下回りはメインフレームに前後左右の台枠を貼り付けていく構造ですが、なかなか熱が回らないのと留め位置がシビアなのとでかなり苦労しました。これに取付板をかませた動力ユニットをネジ留めするわけですが、台枠の組みがまずかったか付属のネジだと長すぎて、2mm長のものに交換しました。
付属の手すりは幅が合わず、真鍮線で作り直し。キャブ前面中央での突き合わせは意外と目立たずひと安心ですが、車体を組み合わせるとボンネットが前上がりになってしまったため、ボンネット側に切れ込みを入れて水平に直しています。あっさりした説明書なので、パーツを手に頭をひねるのもまた楽し。
上回りと下回りはハンダ固定が前提のようでしたが、自分の技量ではとてもうまくできそうになかったので、ラジエター保護棒のランナーを加工してはめ込み式にしてみました。車体工作はこれで完了です。
塗装ですが、台枠にKATOの陽刻が入ってないのを逆手に取って、明るい色で海外にいそうな感じに仕上げてみました。いつもどおりの水性アクリルで、屋根はマホサフの下塗りを残しつつこんがりめに。ウェザリングはいつもより控えめです。
最後に大きさ比較。手前はアルさんの7トンと4トン(1/87)ですが…う~ん、3.5トン機デカいf^_^;動力に合わせてややアレンジされたとのことなので、OO~Sくらいはあるのかもしれません。ま、今年のテーマである「うすらでかいほどよく大きい機関車たち」と「回らないレイアウト」には欠かせない存在なのですf^_^;